被害者意識強めコミュ障の生存戦略
私は性根の腐ったコミュ障で何より偏屈です。更に常識知らずで自閉的傾向が強いです。
ですが、社会で生きていくのには素のままありのままではやっていけず、そんな自分とうまく付き合いながら暮らしていく必要がしばしばあります。
自分の持ち味を知り、弱点との付き合い方を考えていくとぐっと生きやすくなったし歳を取るのも楽しみになりました。
さて、今回のお題に対してこのように話をしていきます。
①なぜコミュ障と豪語するのか
②自動的に身についていたこと
③持ち味を活かすとどうなるのか
④弱点が明るみに出ると
⑤これからを生きていくために
①なぜコミュ障と断言するのか
これについて、シンプルに私は「相手の話が聞けない」ところです。厳密に言えば、聞いていない、あるいはわかっていない。詳しく分析すると、自分の幼少期の言語環境が影響しているのでは無いかと色んな人と関わる中で気づいたこと。そして、生まれのせいだけでは無いと思います。持って生まれた性質・気質も関係あるかと。
するとどうなるかと言うと、相手の話が聞けないことによって対話が成立しないんです。一見会話しているように見せて、相手と話をしていないことが多いです。
例えば、言いたいこと言いっぱなし。求められてもないのに知識披露してしまうなど。
どうやら私は喋るタイプのコミュ障です。挙句ナーバスなところもあり、対面して会話すると相手の様子や状況の全てが気になってしまいます。
表情、目つき、仕草、声色など全て気になってしまいます。気になってしまうところを受け流せないために恐怖を感じるんですよね、なぜか。そのため大事な話ほどLINEとかで済ましたくなります。ひどい時は相手の都合を無視して電話で済まそうとしてしまいます。(今思うと電話なら文字に残らず、返事が来ないとかいう恐怖に怯えなくて済むからそうしていたのだと思います。切られてしまえばそれまでですが)
こうした様子のおかしさは、伝わる人には伝わり、しばしば他人をイラつかせてしまうために、イラつきを察知して萎縮したりします。萎縮した人間は良いパフォーマンスができません。そして負のループへ。
しかも、つつかれるのが嫌で理論武装をしてマウントを取ろうとする、方向性がやや違う自分の守り方をしてしまうというね。
こうして話の通用しない自分の都合で他人を振り回すモンスターが誕生しました。
②自動的に身についていたこと
この難儀な性質をもって生きていく中で身についていたことがあったと思えることがあります。会話をするのが苦手な分、断片的な情報を組み合わせることや、きまりや法則を見つけることが得意な気がします。
だから、算数で「解くこと」は得意になります。(ただし、「思考すること」が苦手です)
更に計画や要旨さえきちんと頭に入れば目的に対して、色んな方向からアプローチできます。
頭は悪いけど地頭がいいとよく言われたのが分かります。つまり方向性が分かれば途端に柔軟な対応ができる。そんな感じです。
③持ち味を活かすとどうなるのか
・オタク楽しい。
・細やかで気遣いができる。
・感動の仕方が人一倍大きくなり、心が豊かになる。
・発想力豊か。
・応用力ある対応ができる。
④弱点が明るみに出ると
・感化されすぎて自分を見失う。
・感情の起伏が激しく、よく泣く。
・気付きすぎて動けなくなる。
・融通が効かなくなる。
・周囲を信頼することができず失礼を働く。
⑤これからを生きていくために
こうして私はコミュ障ではありますが、人と接するのは大好きという矛盾を抱えているためになんとか社会で上手くやっていかなければなりません。
そのために私が大事にしたいことは三点あります。
一、礼儀
二、パッション(熱意)
三、健康
一つ目について、頭が悪くても礼儀の正しさに気をつけると、可愛がってもらえる気がします。可愛がってもらえなきゃ私は生きていけません。毎日学校で子どもと接する中で気付かされたことです。
二つ目について、パッションをもつといろんなことが引き寄せられてくる気がします。求めている事柄がじゃんじゃん舞い込んできます。チャンスが増えるような気がします。
三つ目について、これが一番大事でした。体の調子はどうか?心の調子はどうか?深呼吸して自分自身にフォーカスを当てると、何が足りないのか教えてくれるような気がします。
例えば、体については、お腹が空いていなかったらご飯抜いたり、お腹がぺこぺこになれば血糖値スパイクの対策で飴を舐めたりするようにしています。心については、スッキリしたければミントのハーブティを飲んだり、テンション上げたければフルーツフレーバーのハーブティを飲んだりします。
悪い兆しを感じたら、人に迷惑をかけない方法で自分を癒していくこと。何が効くかどうかは自分自身しかわかりません。色々試していきたいものです。
最後に。
何よりも挨拶を大事にすることかな、と思いました。挨拶すら辛かったら目を合わせなくたっていい。声を出したり、うなずくなりモーションすることが大事。
辛いと思った時は自分を徹底的に癒していこう。そう強く思うのでした。